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モデルの起業

モデルが起業して稼ぐ|③モデルスクール編

モデルが起業で稼ぐ|モデルスクール編

モデルが起業をして、モデルをしながら会社経営または個人事業主として頭角を表しているモデルもたくさんいます。

モデルが起業をする理由は将来の不安や、モデルを通じて社会貢献ができないかなどさまざまな理由が存在します。

今回は、モデルが起業して稼ぐ仕事の一つとして、モデルスクールについて解説していきたいと思います。

モデルスクール起業の流れ

まずモデルスクール(会社)を起業する際にいろいろと手続きが必要になってきます。

1. 事業計画を立てる

モデル事務所を開く際に、どの業種であってもまず必要となるのが「事業計画」です。

どこかに必ず提出が義務付けられているわけではありませんが、なんのために、何をめざして独立開業するのか? が明確でなければ、この先の成功はありません。
自分の事務所開業の目的と、めざす姿、どうやってお金を稼いでいくのか。

それを明らかにするのが事業計画です。

2. 開業に必要な「お金」を見積もる

事業計画が立案できたら、その計画を実現するために初年度に必要な費用を算出します。

売上が立つ前に必要な経費(仕入れや、店舗・オフィスの賃料)などを含め、運転資金をしっかりと見積りましょう。
業種にもよりますが、運転資金を3~6か月分準備できると安心です。

資金が足りない、あるいは設備投資(レッスンスタジオなど)が必要といった場合、借入も検討しましょう。

3. 事務所や会社の名前を決める

モデル事務所や会社の名前を決めます。

もし、モデル事務所を成功させたいのであれば、ネーミングはとても重要になります。

人に覚えてもらいやすい語感の言葉や、「何を事業にしているのか」がわかりやすいネーミングがいいかもしれません。

4. 資本金を決め、開業資金を調達する

法人設立の場合、新会社法が施行されたことにより、最低資本金制度が撤廃となりました。
以前の会社法では、株式会社設立の際には資本金1000万円、有限会社設立の際には資本金300万円が必要でした。しかし現在では、たとえ資本金が1円でも株式会社を設立する事ができます。
ただし、業界・業種によっては「資本金の額=信頼」となる場合もあるので要注意です。

 

モデルがモデルスクールを起業した後

モデルがモデルスクールを起業するのは、よく聞く話かもしれません。

モデルさんがモデルスクールを起業した場合、基本的にモデルスクール用のスタジオを持たないケースが多いです。

貸しスタジオなどを借りて、レッスンを行なっているパターンがほとんどです。

または、所属事務所による、モデルへ向けてのレッスン指導もあります。

ですが、モデルとしての知名度はもちろんですが、モデルスクールとしての知名度も上がれば、クチコミもあり、予定しているモデルスクールの定員の予約がすぐに埋まる回数が多くなるようであれば、レッスン回数を増やすなどします。

それでも事業計画書以上の上向きの場合は、貸しスタジオではなく、事務所兼レッスンスタジオとして、モデルスクールをしていきます。

貸しスタジオを転々と借りるより、店舗型としてモデルスクールがあると、一般人に対するモデルスクールはもちろんですが、これからモデルとして活躍をしたいモデルに夢見ている子たちへの通いやすく何かあった時も親御さんは安心をします。

また、稼ぐという意味では、モデル事務所への営業もかけやすいです。

モデル事務所と業務提携を結べば、モデル事務所が潰れることがない限り、永遠と顧客もつくことができます。

ただ、そのようなことをする場合は、モデル自身の実績と会社(モデルスクール)としての実績が必要になってきます。

モデル事務所も新人モデルをモデルとして育ててくれる信頼できる人に預けたいと思うのが普通だと思います。